ダンジョン飯 小松原千鳥 2024.10.15 地上に生きる全ての生物の欲望を喰らおうとする悪魔。止められるのは、ライオスのみ!世界を救うための戦いの行方は!九井諒子描き下ろし漫画、10ページ収録の最終巻。物語の最後をお見逃しなく! レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
いい最終巻だった。 物語に妥当性と一貫性があって読後感がすごくいい。 どこかで見かけた、前半は遺族による妹の弔いで後半から妹を禁忌を犯して蘇らせたため地上に戻れなくなる、という「黄泉帰り」がルーツとしてあるのではという考察がとても腑に落ちた。
これにて完結。 一発ネタ、出落ちネタとしか思えなかった、ダンジョンに出てくるモンスターを食べるという食ネタマンガがまさかここまでスケールの大きな、しかもテーマもテイストも何一つ変えることなく物語に仕立てあげるとは。天晴れとしかいいようがない。次回作が今から待ち遠しい。
一気読み! 食べてるものは「魔物」だけど、生きるために、パフォーマンスを上げるために、食べることの大切さを訴えている本。 食欲は最も基本的な人間の欲の一つ、でも、それを否定せず、人の欲に限りがないことも含めて人間の営みを肯定する物語。
長期連載。発売日を毎回楽しみにしていた。 大団円を迎えたのを目にすることができて幸せ。(長期連載は終わりを見れないこともあるので・・)今回、最終巻の発売を機に1巻から通読したが、初期に登場のキャラ、細かな設定などの復習ができた上で読んだので満喫できた。大満足。
なんやかんや丸く収まりハッピーエンドで終わったので良かったです。本作に出会ったのは学生の時にネットで見た1巻の広告でしたので、長い付き合いになったなあと感慨深い気持ちになりました。 ライオスの一番の願いがやっぱりあれで笑いました。ガイドブック等も出るみたいですので楽しみに待ちたいと思います。
ただの飯漫画ではなく妹を助けるために迷宮に突き進むワクワク冒険譚、狂乱の魔術師の謎、360度良い人なのに時折サイコパスみを感じる主人公とパーティーのギャグ要素もピカイチ。 和気藹々としてほっこりするけど緊迫する場面もあって飽きなく読めた。アニメだと魔物食が余計美味しそうに見えてアニメも大成功だと思う。 面白かった(><)
SNSのライマル感想をちょくちょく見てましたが、マルシルの長い髪を切ろうかというとショックを受けてた描写は、たしかに驚きましたライオスが女性を意識してた描写がでてくるとは… イツヅミの役割ってこれかあ、と感心しました読み切り版キャラを出したのはサービスかなと思ってましたが、ラストの旅の総括を担うキャラだったんですねファリン云々から一歩引いたキャラだから、客観的に物語をまとめるモノローグを出せる納得感がありました 翼獅子を倒したあとの戦後処理の巻でしたが、ファリゴン晩餐会で後味よく締めくくられていました巻末の謝辞に九井諒子先生がはじめて登場し、短編集からダンジョン飯まで追い続けてきた読者にとっても感無量でしたダンジョン飯は私の青春でしたおもしろかったです
10年! 面白かった! 出オチになりそうなものなのに、設定や世界観の練り込みが凄く、しかも面白く見せてくれたので、全然飽きなかった。 十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない……いや、ちょっと違うかな、ファンタジーも突き詰めればスペキュレイティブ・フィクションになる……とかかな。 最近の漫画は数巻単位で作風が移り変わるのが良し悪しだが、本作は最初のノリをキープしながら深みが増していくタイプで、単純にすごいと思った。 そしてここまでキャラクターを好きになれたのも久々。 アニメも楽しみ、次回作も楽しみ、過去の短篇集を再読するのも楽しみ。
傑作 過程がおもしろい作品はたくさんありますが、ラストで広げた風呂敷をこれほどうまく畳んでくれる作品はなかなかありません。 作品の組み立て方、キャラクターの造形、絵の描き込みがすばらしいです。 1巻からずっと追っていましたが感無量で、最終巻で本誌ではなかった後日談の描き下ろしがあったのも嬉しかったです。 紙の本とデジタル両方買わせていただいています。
最終巻。 いやぁ。まさか「僕の考えたカッコイイ魔物」がこんなところで大活躍するとは…!なんかワンコ(狼?)頭がよだれ垂らしているところとか、絶妙にアホ顔でとても可愛かったです。中身はライオスだけど。 後は最後の歩きキノコ?食べて悶絶しているコマとか声出して笑っちゃいました。キャラたちのその後も気になるし、もう一巻ぐらい外伝出ないかな~な~そしてアニメ化だそうで。なんとなくミスルン隊長は神谷氏が声だと思ってたんですが、なんでだろう?声優さんって発表されてましたっけね… その辺りの今後の発表も楽しみです。
一気読み! 食べてるものは「魔物」だけど、生きるために、パフォーマンスを上げるために、食べることの大切さを訴えている本。 食欲は最も基本的な人間の欲の一つ、でも、それを否定せず、人の欲に限りがないことも含めて人間の営みを肯定する物語。
最後まで一貫してテンポよくコミカルな作品で良かった。 初刊から最終巻までずっと見てきましたが一貫して「よくよく普通に考えたらシリアスや猟奇的なシーン」でも適度にコミカルさを加味してくれているので重くならない。 新キャラ新展開など下手な風呂敷を広げたりせず無理な引き延ばしもなく大変軽やかに終えられたと思います。 この作者様の次の作品が楽しみです。
10年の長編がついに完結!そしてアニメ化! 冒険ファンタジーに、ダンジョンでのモンスター食が盛り込まれ、紆余曲折ある中での物語は、当初の目的を果たすために進行する。そして大団円での感動! 緻密に練り込まれたうえでの登場人物たちの言葉は、叱咤激励あり、将来のことありで、対する相手の心に響くもの。特にライオスの決断へ向かう心情は、ギャグはあれどもシリアスでは彼の考えが良く表現されていました。皆の将来のために。 好きな相手と一緒に、好きなものが食べられる場所を。 そして食育。 その場にあるモノを如何にして美味しく料理する工夫。 食生活の改善、生活リズムの見直し、適切な運動は、現代の私たちにも当てはまることです。 食は生の特権であり、生きるためには大事な行為。 そしてその食材への感謝の気持ちも忘れずに。 1巻から振り返り読みをしましたが、あちこちに散りばめられたネタがきちんと回収されたり、事情がわかったりしているのも良かったです。 特に謝辞の絵、かのシーンが描かれていて嬉しかったなぁ。
SNSのライマル感想をちょくちょく見てましたが、マルシルの長い髪を切ろうかというとショックを受けてた描写は、たしかに驚きましたライオスが女性を意識してた描写がでてくるとは… イツヅミの役割ってこれかあ、と感心しました読み切り版キャラを出したのはサービスかなと思ってましたが、ラストの旅の総括を担うキャラだったんですねファリン云々から一歩引いたキャラだから、客観的に物語をまとめるモノローグを出せる納得感がありました 翼獅子を倒したあとの戦後処理の巻でしたが、ファリゴン晩餐会で後味よく締めくくられていました巻末の謝辞に九井諒子先生がはじめて登場し、短編集からダンジョン飯まで追い続けてきた読者にとっても感無量でしたダンジョン飯は私の青春でしたおもしろかったです
最終巻。 いやぁ。まさか「僕の考えたカッコイイ魔物」がこんなところで大活躍するとは…!なんかワンコ(狼?)頭がよだれ垂らしているところとか、絶妙にアホ顔でとても可愛かったです。中身はライオスだけど。 後は最後の歩きキノコ?食べて悶絶しているコマとか声出して笑っちゃいました。キャラたちのその後も気になるし、もう一巻ぐらい外伝出ないかな~な~そしてアニメ化だそうで。なんとなくミスルン隊長は神谷氏が声だと思ってたんですが、なんでだろう?声優さんって発表されてましたっけね… その辺りの今後の発表も楽しみです。
コメント
こんな感じで終わるんだ~、なるほど。
長期連載、お疲れさまでした!
物語に妥当性と一貫性があって読後感がすごくいい。
どこかで見かけた、前半は遺族による妹の弔いで後半から妹を禁忌を犯して蘇らせたため地上に戻れなくなる、という「黄泉帰り」がルーツとしてあるのではという考察がとても腑に落ちた。
一発ネタ、出落ちネタとしか思えなかった、ダンジョンに出てくるモンスターを食べるという食ネタマンガがまさかここまでスケールの大きな、しかもテーマもテイストも何一つ変えることなく物語に仕立てあげるとは。
天晴れとしかいいようがない。
次回作が今から待ち遠しい。
最高だった!
これから先何度も読み返すだろうしアニメも楽しみ……
みんなのその後もたっぷり読めて満足の結末でした。
ライオスの一番の願いは…やっぱり違ったか~(笑)
みんなのその後もたっぷり読めて満足の結末でした。
ライオスの一番の願いは…やっぱり違ったか~(笑)
食べてるものは「魔物」だけど、生きるために、パフォーマンスを上げるために、食べることの大切さを訴えている本。
食欲は最も基本的な人間の欲の一つ、でも、それを否定せず、人の欲に限りがないことも含めて人間の営みを肯定する物語。
発売日を毎回楽しみにしていた。
大団円を迎えたのを目にすることができて幸せ。
(長期連載は終わりを見れないこともあるので・・)
今回、最終巻の発売を機に1巻から通読したが、初期に登場のキャラ、細かな設定などの復習ができた上で読んだので満喫できた。
大満足。
本作に出会ったのは学生の時にネットで見た1巻の広告でしたので、長い付き合いになったなあと感慨深い気持ちになりました。
ライオスの一番の願いがやっぱりあれで笑いました。
ガイドブック等も出るみたいですので楽しみに待ちたいと思います。
和気藹々としてほっこりするけど緊迫する場面もあって飽きなく読めた。
アニメだと魔物食が余計美味しそうに見えてアニメも大成功だと思う。
面白かった(><)
ライオスが女性を意識してた描写がでてくるとは…
イツヅミの役割ってこれかあ、と感心しました
読み切り版キャラを出したのはサービスかなと思ってましたが、
ラストの旅の総括を担うキャラだったんですね
ファリン云々から一歩引いたキャラだから、客観的に物語をまとめるモノローグを出せる
納得感がありました
翼獅子を倒したあとの戦後処理の巻でしたが、ファリゴン晩餐会で後味よく締めくくられていました
巻末の謝辞に九井諒子先生がはじめて登場し、短編集からダンジョン飯まで追い続けてきた読者にとっても感無量でした
ダンジョン飯は私の青春でした
おもしろかったです
面白かった!
出オチになりそうなものなのに、設定や世界観の練り込みが凄く、しかも面白く見せてくれたので、全然飽きなかった。
十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない……いや、ちょっと違うかな、ファンタジーも突き詰めればスペキュレイティブ・フィクションになる……とかかな。
最近の漫画は数巻単位で作風が移り変わるのが良し悪しだが、本作は最初のノリをキープしながら深みが増していくタイプで、単純にすごいと思った。
そしてここまでキャラクターを好きになれたのも久々。
アニメも楽しみ、次回作も楽しみ、過去の短篇集を再読するのも楽しみ。
傑作
作品の組み立て方、キャラクターの造形、絵の描き込みがすばらしいです。
1巻からずっと追っていましたが感無量で、最終巻で本誌ではなかった後日談の描き下ろしがあったのも嬉しかったです。
紙の本とデジタル両方買わせていただいています。
ファリゴンの血のソーセージ
ファリゴンの煮込み
第九十六話…ファリゴンのグラタン
最終話…ファリゴンのクリーム煮
卵とにんじんのどろどろ
生とは?食とは?欲望とは?というテーマに帰結させ、追い続けた甲斐があったと思わせる締めくくり方!
九井先生、お疲れ様でした!
いやぁ。
まさか「僕の考えたカッコイイ魔物」がこんなところで大活躍するとは…!
なんかワンコ(狼?)頭がよだれ垂らしているところとか、絶妙にアホ顔でとても可愛かったです。
中身はライオスだけど。
後は最後の歩きキノコ?食べて悶絶しているコマとか声出して笑っちゃいました。
キャラたちのその後も気になるし、もう一巻ぐらい外伝出ないかな~な~
そしてアニメ化だそうで。
なんとなくミスルン隊長は神谷氏が声だと思ってたんですが、なんでだろう?声優さんって発表されてましたっけね… その辺りの今後の発表も楽しみです。
食べてるものは「魔物」だけど、生きるために、パフォーマンスを上げるために、食べることの大切さを訴えている本。
食欲は最も基本的な人間の欲の一つ、でも、それを否定せず、人の欲に限りがないことも含めて人間の営みを肯定する物語。
最後まで一貫してテンポよくコミカルな作品で良かった。
「よくよく普通に考えたらシリアスや猟奇的なシーン」でも
適度にコミカルさを加味してくれているので重くならない。
新キャラ新展開など下手な風呂敷を広げたりせず
無理な引き延ばしもなく大変軽やかに終えられたと思います。
この作者様の次の作品が楽しみです。
アニメも一緒に見て相互補完した。
最後の方少しだれたけど、綺麗に終わってよかった。
チェンジリングの所が好き過ぎて何回も見返してる。
そしてアニメ化!
冒険ファンタジーに、ダンジョンでのモンスター食が
盛り込まれ、紆余曲折ある中での物語は、当初の目的を
果たすために進行する。
そして大団円での感動!
緻密に練り込まれたうえでの登場人物たちの言葉は、
叱咤激励あり、将来のことありで、対する相手の心に
響くもの。
特にライオスの決断へ向かう心情は、
ギャグはあれどもシリアスでは彼の考えが
良く表現されていました。
皆の将来のために。
好きな相手と一緒に、好きなものが食べられる場所を。
そして食育。
その場にあるモノを如何にして美味しく料理する工夫。
食生活の改善、生活リズムの見直し、適切な運動は、
現代の私たちにも当てはまることです。
食は生の特権であり、生きるためには大事な行為。
そしてその食材への感謝の気持ちも忘れずに。
1巻から振り返り読みをしましたが、
あちこちに散りばめられたネタがきちんと回収されたり、
事情がわかったりしているのも良かったです。
特に謝辞の絵、かのシーンが描かれていて嬉しかったなぁ。
ライオスが女性を意識してた描写がでてくるとは…
イツヅミの役割ってこれかあ、と感心しました
読み切り版キャラを出したのはサービスかなと思ってましたが、
ラストの旅の総括を担うキャラだったんですね
ファリン云々から一歩引いたキャラだから、客観的に物語をまとめるモノローグを出せる
納得感がありました
翼獅子を倒したあとの戦後処理の巻でしたが、ファリゴン晩餐会で後味よく締めくくられていました
巻末の謝辞に九井諒子先生がはじめて登場し、短編集からダンジョン飯まで追い続けてきた読者にとっても感無量でした
ダンジョン飯は私の青春でした
おもしろかったです
いやぁ。
まさか「僕の考えたカッコイイ魔物」がこんなところで大活躍するとは…!
なんかワンコ(狼?)頭がよだれ垂らしているところとか、絶妙にアホ顔でとても可愛かったです。
中身はライオスだけど。
後は最後の歩きキノコ?食べて悶絶しているコマとか声出して笑っちゃいました。
キャラたちのその後も気になるし、もう一巻ぐらい外伝出ないかな~な~
そしてアニメ化だそうで。
なんとなくミスルン隊長は神谷氏が声だと思ってたんですが、なんでだろう?声優さんって発表されてましたっけね… その辺りの今後の発表も楽しみです。
暴力機構が凶悪だと、少数民族の保護みたいなのをやる、といふ網野善彦説が、まぁ、出てきて、はい。
オークは文明人として扱はれてゐる、と言ふのの、この作品での扱ひ、かういふのはいいと思ふ